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ハートガードプラス（カルドメックチュアブル）の通販

ハートガードプラスは、国内で最も使用されているフィラリア予防薬であるカルドメックと同一商品です。アメリカではメリアル社がハートガードプラスとして販売していたものを日本ではゼノアック社が販売委託を受けて販売しているのがカルドメックです

ハートガードプラスはフィラリアの予防薬であり、体内の寄生中（線虫類）を駆除も同時に行うことができます。ハートガードプラスは、おやつタイプの薬で犬が好むミートフレーバーです。1箱6錠入りで、有効成分はイベルメクチン68mcgと、ピランテル57mg（パモ酸ピランテルとして163mg）です。イベルメクチンの効能効果はフィラリア症の予防であり、ピランテルは動物の腸に寄生する線虫駆除が可能です。フィラリア症とは、感染症であり蚊に刺されることで感染が拡大します。感染後も急激な体調変化が出ることはありません。蚊によって犬の体内に入り込んだ小さなフィラリアの幼虫は脱皮を繰り返しながら、最後は血管を通って心臓や肺などに到達し、最終的には30ｃｍほどの大きさにもなります。治療せずそのままにしてしまうと大きなフィラリアが血管の中を動くことでが血管に傷がつき、血管や臓器が徐々にダメージを受けていきます。最初に現れる症状としては、元気がなく、乾いたような咳をするという軽いものですが、更に進行すると尿に血が混じったり、お腹が膨らんできます。これは腎臓や肝臓が損傷し始めているということで、ここまで症状が進んでしまうと危険な状態です

治療方法としては、既にフィラリアが成虫になってしまっている場合、手術か薬物療法が行われます。手術には全身麻酔が必要なため老犬の場合は出来ないことがあり、薬物療法の場合も、成虫が血管の中で一度に死んでしまうので、フィラリアにより血管が塞がる、ショック症状が出るという危険性があります。更には、無事に成虫を除去できたとしても、一度傷ついた血管を元に戻すことはできませんので、フィラリア症の予防としては、成虫になる前の幼虫の段階で薬物療法を行うことが最もリスクが低く、効果のある方法と言えると思います。もう一つの有効成分であるピランテルにより、線虫駆除ができるのですが、線虫とは犬回虫、鉤虫、鞭虫などのことで、これらはお腹の虫と言われています。線虫は動物の腸に棲みつき、腸から直接血液を吸い取ったり、食べ物が消化されたものを栄養源とし、寄生し続けます。一匹では無症状であることもありますが、多くの線虫が寄生してしまうと、元気がなくなり、散歩に行きたがらなくなったり、便に血が混じったりすることがあります。また、ペットとともに生活する中で、飼い主に感染することもあります